-
s m t w t f s 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31
- profile
- sponsored links
- links
- new entries
-
- 第100話 神仏を崇めぬ者II (03/25)
- 第99話 神仏を崇めぬ者I (03/18)
- 第98話 現代葬儀事情V (03/11)
- 第97話 現代葬儀事情IV (03/04)
- 第96話 現代葬儀事情III (02/25)
- categories
-
- ちょっといい話 (100)
- archives
-
- March 2009 (4)
- February 2009 (4)
- January 2009 (4)
- December 2008 (5)
- November 2008 (4)
- October 2008 (5)
- September 2008 (4)
- August 2008 (4)
- July 2008 (5)
- June 2008 (4)
- May 2008 (4)
- April 2008 (5)
- March 2008 (4)
- February 2008 (4)
- January 2008 (5)
- December 2007 (4)
- November 2007 (4)
- October 2007 (5)
- September 2007 (4)
- August 2007 (5)
- July 2007 (4)
- June 2007 (4)
- May 2007 (5)
- mobile
- search this site.
2009.02.11 Wednesday
第94話 現代葬儀事情I
多分反論もあろうと思うが、葬儀についての事情を申し述べる。
今世紀の半ばには、三人に一人は六十五才以上という。ということは、廻り中(私を含めて)年寄りだらけ、どんなに長生きしたって、極近にはみぃ〜んな彼方へ逝くわけで、葬祭業はここ何十年かは成長企業で、どんなに美辞麗句(保険の勧誘に似て)を重ねても、死という商品を扱う商売なのである。
それが証拠に、今だに我が市では、投資に見合う確かな利益が計上できるからか、葬祭ホール(市営と併せて十ヶ所もあるのに)が新設されている。
何宗にも対応する寺や、いいかげんな坊主(果たして経が読めるだけで坊主といえるのか?)が横行し、葬祭業者と組んで、まるで商品を扱うように、葬儀をこなしている。
多分私のように、檀家や業者に対しても、自説は曲げないし、自分ではインフォムドコンセント(説明・理解・承諾)のつもりから、一々うるさく言う者は、頼んでも煩わしいだけで、嫌われるらしい。
結局葬儀業者主導で日程は決まるし、要らぬ料理は残るし、大枚の経費はかかるしで、布施まで盗られたような気になるらしい。
葬儀が終わっても、ほっとしている暇なく、関連の業者(仏具屋・石屋・香典返しの業者・墓地の斡旋)の電話やメールは頻繁で、お金で始まり終わるのが現代葬儀なのである。
宗教は、消費者問題といわれる所以である。
今世紀の半ばには、三人に一人は六十五才以上という。ということは、廻り中(私を含めて)年寄りだらけ、どんなに長生きしたって、極近にはみぃ〜んな彼方へ逝くわけで、葬祭業はここ何十年かは成長企業で、どんなに美辞麗句(保険の勧誘に似て)を重ねても、死という商品を扱う商売なのである。
それが証拠に、今だに我が市では、投資に見合う確かな利益が計上できるからか、葬祭ホール(市営と併せて十ヶ所もあるのに)が新設されている。
何宗にも対応する寺や、いいかげんな坊主(果たして経が読めるだけで坊主といえるのか?)が横行し、葬祭業者と組んで、まるで商品を扱うように、葬儀をこなしている。
多分私のように、檀家や業者に対しても、自説は曲げないし、自分ではインフォムドコンセント(説明・理解・承諾)のつもりから、一々うるさく言う者は、頼んでも煩わしいだけで、嫌われるらしい。
結局葬儀業者主導で日程は決まるし、要らぬ料理は残るし、大枚の経費はかかるしで、布施まで盗られたような気になるらしい。
葬儀が終わっても、ほっとしている暇なく、関連の業者(仏具屋・石屋・香典返しの業者・墓地の斡旋)の電話やメールは頻繁で、お金で始まり終わるのが現代葬儀なのである。
宗教は、消費者問題といわれる所以である。
at 17:54, houwa-sugano, ちょっといい話
comments(0), -
- comment